なぜ、髪が綺麗な人はシャンプーとトリートメントにこだわるのか？ | 山梨にある美容室は山梨のお客様の髪質改善を目指します

『シャンプーでツヤツヤさらさらになる』とか良くありますが、そもそもシャンプーはツヤツヤサラサラにする為のものではなく、髪や頭皮に残った汚れや油などを落とす為のものなので、ツヤツヤさらさらにするということは本来の用途とは矛盾してきます。そもそも、汚れや油が残った状態で綺麗にするいうことが不可能です。化粧した上から化粧するようなものです。

シャンプーは汚れや油を落とす為のものなのでトリートメント成分だの質感を良くするものだの入っていないモノがいいです。洗浄力の優しいものがいいとされていますがそれは洗い方などでカバーできるので、シャンプー選びに気をつけて欲しいのが髪や頭皮などに残りにくいものであることのほうが重要です。髪や頭皮にシャンプーの成分が残ってしまうと乾燥の原因や炎症やかゆみやフケの原因にもなりますのでシャンプー後はしっかりと洗い流してください。シャンプーの中には２５メートルのプール一杯分のお湯でも流しきれないと言われているものもあるのでシャンプー選びには気をつけてください。

トリートメントは髪を綺麗にするものではなく、あくまでもその時だけの質感や手触りを良くする為のものなので『このトリートメントを使えばどんどん髪が良くなる！』というものはありません。膜が重なる分ツヤが出た感じはしますが重くなったり硬くなったりごわついた感じがしてくると思います。髪の中でどんどん乾燥してきている証拠です。ですので、トリートメントはシャンプーで落としきれるようなモノで保湿力のあるモノがいいです。

肌で例えると、保湿クリーム程度のものがいいです。あまり重いものだと下地クリームやファンデーションみたいになってしまうので1日のあわりにクレンジングでしっかりと落とさないと肌荒れになってしまいます。髪も一緒で軽めのものは髪に負担が少ないけど見た目や手触り感はすぐには実感できません。しっとり感のある重めのトリートメントほどすぐに実感できるけど髪に負担がかかってしまうものが多いです。

シャンプーは最低限の汚れや油を落とせてトリートメント成分などで質感を良くするものなど入っていないものを選ぶこと。トリートメントは保湿力がありベタベタしないものを選ぶこと。肌で例えると化粧をしない美肌の状態を作っていく為の土台を作るようなものです。毎日、化粧をしていたり肌が荒れていたりする方は素肌にすることはとても勇気がいることだし、荒れている状態を直視しなければならないので受け入れがたい状況だと思います。しかし、その状態を乗り越えないと真の綺麗な状態にはできないのでしっかりと傷んだ状態を受け入れる必要があります。ごまかし続けるのをやめたい方はご相談ください。